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テンナンショウ三昧
2025/2/13: 研究を更新.
ツルギテンナンショウ
学名: Arisaema abei Serizawa
撮影日時: 2015年7月 / 2016年6月 / 2017年7月
撮影場所: 愛媛県 / 徳島県

四国山地 (石鎚・剣山系) に希産する種.
第二葉の葉柄が発達しないのが特徴だが,
混生するマムシグサ (狭義) も同様に見える.


栄養器官のみで同定するのは,
かなり困難だと思われる.
花序付属体は前傾する.
全体に黄色味を帯び, 微細な皺を生じる.


仏炎苞舷部の内面は平滑で,
筒部の開口部は粉白色を帯びる.
草姿と花序形態などから,
ムロウテンナンショウ群に含められている.


展葉後に開花する"遅咲き系"で,
テンナンショウ属の中では花期がかなり遅い.
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