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ツルギテンナンショウ

学名: Arisaema abei Serizawa 

撮影日時: 2015年7月 / 2016年6月 / 2017年7月

撮影場所: 愛媛県 / 徳島県

四国山地 (石鎚・剣山系) に希産する種.

第二葉の葉柄が発達しないのが特徴だが,

​混生するマムシグサ (狭義) も同様に見える.

栄養器官のみで同定するのは, 

かなり困難だと思われる.

花序付属体は前傾する.

全体に​黄色味を帯び, 微細な皺を生じる.

仏炎苞舷部の内面は平滑で,

​筒部の開口部は粉白色を帯びる.

草姿と花序形態などから,

​ムロウテンナンショウ群に含められている.

展葉後に開花する"遅咲き系"で,

​テンナンショウ属の中では花期がかなり遅い.

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