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ユキモチソウ

学名:  Arisaema sikokianum Franchet & Savatier

撮影日時: 2013年5月 / 2015年5月 / 2016年4月 / 2017年4–6月

撮影場所: 香川県 / 徳島県 / 愛媛県

花序附属体は頭状に肥大し,

白磁のような外見に反して中身はスカスカ.

栄養器官形態は著しく多型を示し,

小葉の雲状紋・鋸歯の有無にくわえ,

その加減も実に多様である.

小葉に雲状紋が入った個体. 

繁殖器官もやや多型を示し,

仏炎苞の色調や花序付属体の形状などに変異がある.

花序付属体が球形に近い個体.

送粉者の誘引に影響すれば面白いのだが.

表面の平滑でない個体も散見されたが,

​どうも遺伝的に固定した形質ではないらしい.

かなり小ぶりなオス個体.

この場所ではメス個体が見つからなかった.

大柄なメス個体.

美しさのなかに豪快さも感じられる.

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