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テンナンショウ三昧
2024/7/13: 研究を更新.
ユキモチソウ
学名: Arisaema sikokianum Franchet & Savatier
撮影日時: 2013年5月 / 2015年5月 / 2016年4月 / 2017年4–6月
撮影場所: 香川県 / 徳島県 / 愛媛県
花序附属体は頭状に肥大し,
白磁のような外見に反して中身はスカスカ.
栄養器官形態は著しく多型を示し,
小葉の雲状紋・鋸歯の有無にくわえ,
その加減も実に多様である.
小葉に雲状紋が入った個体.
繁殖器官もやや多型を示し,
仏炎苞の色調や花序付属体の形状などに変異がある.
花序付属体が球形に近い個体.
送粉者の誘引に影響すれば面白いのだが.
表面の平滑でない個体も散見されたが,
どうも遺伝的に固定した形質ではないらしい.
かなり小ぶりなオス個体.
この場所ではメス個体が見つからなかった.
大柄なメス個体.
美しさのなかに豪快さも感じられる.
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